~Tariの日本全国ふらつき歩く 極ゆるソロ旅行ライフ~withたまにイラスト付き

何でも1人で行ってしまう、そんなソロ旅行ライフの様子を不定期でお届けしています。

MENU

公共交通機関のみ!予算50万円以下で(だいたい)日本一周したい!~初上陸!意気消沈しながらスタートした冬の沖縄編~

皆様こんにちは。ゆる~く1人で細々とひっそり国内を旅していますtariと申します。

 

2日目に散歩で行った近場の沖縄の海のイラスト

今回は、人生初めて上陸しました、沖縄を旅したエピソードを記述していきます。

(沖縄編が長くなってしまったので九州編は次回記述します。)

本当は夏に行ってみたかったが、タイミング的に冬訪れることになってしまった沖縄。沖縄での旅の目的は、沖縄特有の青い海を見ること。だが、そもその冬の時期の沖縄ではそのような景色を見られるのか。そして暖かいのか、やっぱり冬だから少しは寒いのか。。期待と不安が入り混じる未知の旅へといざ出発です。

 

 

 

前回までのお話はこちらから↓~

 

runtari.hatenablog.com

 

 

 

沖縄編の次のエピソードの「鹿児島編」はこちらから↓~

 

runtari.hatenablog.com

 

 

初日から変人に追い掛け回され、イヤホンも失くし意気消沈した沖縄編

~初日~

大好きなAvichii氏の曲を聴きながら、どんな日本一周になるのかと期待と不安を感じながら、羽田空港から那覇空港まで飛行機に揺られること約2時間ちょい。初めて沖縄に降り立った時の感想は、まず「すんげぇ蒸し暑い。」でした。温暖な沖縄とは言え、冬なのでもう少しカラッとした過ごしやすい気候なのかと勝手ながら想像していましたが、めちゃめちゃジメジメしていて梅雨の時期のようでした。その日1日が雨予報の天気でもあったので、このような天気はたまたまなだったのかもしれませんが、通常の冬の沖縄の気候はどのようなものなのでしょうか?

 

汗がまとわりつくようなジメっとした那覇



 

初日は移動で疲れると思い、早くも宿泊予定のゲストハウス向かうことに。しかし、チェックインまでにまだ少し時間があったのと、小腹も減っていたので、先に空港内の定食屋さんへ。せっかくはるばる遠くまでやってきたので、沖縄の料理を食べようと、メニュー覧を見て人生で一回も聞いたことないメニューを即決しオーダーします。

 

その名もミミガー定食。」メニューの写真が無かったので、全くどんな料理なのかも想像できなく不安もあったが、好奇心のほうが勝ってしまった。そして、料理がテーブルに運ばれ、いざ料理を目の前にして、少しだけこう思ってしまった。「やっぱりもう少し無難なものを選ばよかった…」と。なぜかというと、まずそもそもの量がめっちゃ多かった。他のお店はわかりませんが、そこの定食屋さんのミミガー定食は、想像の2倍、量が多かった。そもそも食べきれるのか?という疑問が最初に頭をよぎり、次にこの得体のしれない「ミミガー」とは何ぞやと。早速スマホで調べると、沖縄の郷土料理で「豚の耳」ということらしい。

早速食べてみる。キクラゲみたいにコリコリしていて歯ごたえもあり、軟骨のから揚げとかつぶ貝とかのコリコリ系のものが好きな自分にとってはとても美味しく頂くことが出来ました。

(たぶん醤油ベース???)味付けも丁度良く、ご飯がどんどん進む美味しさでした。ですが、勢いは最初だけ。後半は少ししんどくなってしまい、失速しました。なかなか減らないミミガー定食…。味にも徐々に飽きがきてしまい…。しかし残すのだけは、自分の食事のMyルールに反するので、必死に口にかけ込み、ラストは無事に完食することができました。

後にも先にもこれが最初で最後かもしれない「ミミガー定食。」とても貴重な体験が出来ました( ^)o(^ )

ミミガー定食のお絵描き。(ちょっと失敗作。)

 

 

~謎の外国人に謎の言葉をかけられる~

腹ごしらえも済んだことで、宿泊予定のゲストハウスへ再出発。最寄りの駅から徒歩圏内なので、道もそこまで迷うことなく割と簡単に目的地付近へ。しかし、建物が近づくにつれ、どうか間違いであってくれ…と心の中で願わずにいられない程のやや不気味なオーラが建物から感じられる。宿泊サイトでの写真では、部屋そのものは清潔感もあり、ただ寝るだけだし。と、あまり真剣に考えずに選んだものの、実際に来てみると薄暗く、宿泊者っぽい人の様子は皆無。一番早い時間帯のチェックイン開始の15分前だったので当然人がいないのはわかるが、エントランスがいまいちどこだかわからないぐらいの薄暗ささとスタッフのいなさ。外から中の部屋をちらっと見ることができたので、誰か1人ぐらいはいるかなと思っていたが誰もいなかった。

どっちにしろやっぱりまだ入れないかと思い、あと15分どうしたものかとウロウロしているとエントランス付近でたばこを吸っている謎の外国人と目が合う。ここの宿泊者?それともスタッフ?謎の違和感を覚えながら、近くのコンビニに行って時間を潰そうとその場を離れることに。

 

コンビニに向かってしばらく歩いていると、さっきのゲストハウスで見かけた見覚えの顔が。あれ?さっきの人もどこかに行くのか~。ふーん。とその時は何気なく思っていたが、最初の違和感が徐々に確信へと変わります。信号を渡るたびに。コーナーを曲るたびにその人は自分の後ろを歩くのです。おや?これはついて来られているのか?まさか~。と思いつつ、確信を得るために、うまいこと巻きながら目的地のコンビニにスッと入る。

そのコンビニの窓から外の様子を伺う。姿は見えない。数分待ち、その外国人がこちらに戻ってくる様子もない。いや~やっぱり気のせいだった。良かった~。と思っていた束の間、ヤツが戻ってきた。いかにも商品を選んでいる風な下手くそな演技をしながら、ジリジリと自分に近づいてくる。そしてついに声をかけて言われた言葉。

 

 

何が言いたかったんよ。何を伝えたかったんだよあんたは。野菜好き?って単純に聞きたかったのか?その言葉の先に何か続きがあったんか?まったくもって意味不明すぎて。散々人を追い回しておいて結局しょうもない言葉を言われたことに怒りと同時に呆れてしまい、ヤツの言葉をそれ以上聞き入れることもなく、にらみつけらながらその場を去ったのであった。

 

 

結局、それがちょっとしたトラウマとなり、その日泊まる予定であったゲストハウスはキャンセルしてしまった。戻ってきたときにはスタッフがいたので、そのスタッフに事情を説明し、そのスタッフの驚き具合からして、ヤツとゲストハウスとの関係は全くの皆無でした。ただ、ヤツをまいている途中にイヤホンを失ったことに気づき、それに対する怒り&また戻ってくるかもしれないというあらゆる怒りがこみ上げ、当日キャンセル料100%の全額料金を支払い、別のリッチな駅近のホテルに泊まることにしたのでした。

そのゲストハウスには1%も全くの罪はないですが、とても料金が安い&ちょっと独特な雰囲気のある宿泊施設には、地元慣れしてない旅行者や、お金のなさそうな旅行者を狙う?謎多き人が集まりやすいのかなと勝手ながら勘ぐってしまいました。(因みにそこのスタッフさんは、話した感じ「ごく普通のスタッフさん。」という印象です。普通に優しかったです。)

 

+αのホテル代、キャンセル代、割と購入して間もないBluetoothイヤホン等、色々なものを失い、意気消沈しながら迎えた日本一周の旅初日なのでした。

 

 

 

 

沖縄2日目 

ついに沖縄の海を初見~

まだ雨が降り続く翌朝。朝食を済ませてから雨が止むまではホテルの部屋でダラダラとネットフリックスをみながら過ごす。雨が止んだタイミングでようやく外へ。2日目は今回の一番の目的でもある沖縄の青々とした海を見ながらお散歩しようと、徒歩で行ける海沿いへ。ついに写真やTVでしか見たことのなかった沖縄の海を見ることに。しかしこの日は、快晴になりつつあるも、強風でもあった。好きな洋楽を聴き、曇り空から時折青空と日差しが差し込む、沖縄の雰囲気に浸りながら、ウキウキしながら海辺について感動するというイメージを期待していた。しかし、そこにあったのは風の影響で波が荒々しく、凛々しく、そして勇ましい沖縄の海でした。

イメージしていたものとはまた少し違いましたが、近くには本を読んでいる若者や親子連れの方たちもいたり、穏やかで平和な空気が流れていました。自分も海沿いを散歩した後、30分ぐらいは音楽を聴きながらボーっと、ひたすら波が行ったり来たりするのをただ見て過ごしました。なかなか来られない沖縄の海。名残惜しかったので、最後の最後まで海を眼中に焼き付け、その場を後にしました。とても素敵な時間を過ごせました。

 

海辺の写真(上段)と、当ページの冒頭部分にも掲載したイラスト(下段)。

 

 

 

 

3日目は名前だけは聞いたことのある国際通りへGO&そして鹿児島へ飛び立つ

 

沖縄最終日。朝から快晴。この日は、テレビ等で一度は聞いたことのある「国際通り向かってみることに。修学旅行の時期って12月だっけ?と思うぐらい、多くの学生の集団とすれ違う。しかし、せっかく国際通りに行くにも関わらず、美味しそうなグルメやコスメなどが並ぶもそれらには目もくれず、腹が減ったので食事をとれるところを探します。11時頃にようやく沖縄そばを食べられるお店へ。店内は外国人の従業員が数人と自分だけ。最初は客は自分一人しかいなかったが、食べているうちに徐々に他の客も増える。店内は沖縄の雰囲気に浸れるような、沖縄の人の昔の生活を表現している絵画や音楽が流れていて、店内にいるだけでもちょっと楽しかった。沖縄そばも、お肉が分厚くて食べ応えがあり、塩気も効いていて美味しかったです。

 

夕方には那覇空港に戻り、鹿児島行の飛行機を待ちます。18時台になっても沖縄の夕方??夜?はまだまだ明るいんだなと思いました。12月の関東近郊はこの時間帯になるとまだまだ暗い時期。冬の沖縄の1日は長く感じたので、地元の人はその1日を長く楽しめていいなと思った、沖縄最終日でした。

 

 

今回の沖縄の旅では、目的はまず温暖地域ならではの「青い海をみること。」その目的は無事に達成できましたが、初日からプチハプニングがあり、幸先が思いやられる「予算50万円以下で(だいたい)日本一周したい!」シリーズの沖縄編でした。

本当は九州編も混ぜようと思っていたのですが、沖縄編が濃かったので九州編は次回記述します。

 

ここまでご覧になった方、有難うございました。

では、また。

 

<今回の沖縄の費用>

羽田空港那覇空港 飛行機代→19000円

新たな宿代×2泊分とゲストハウスキャンセル料込→14000円

その他(再購入のイヤホン、市内の電車代等)→4000円

食事代(ミミガー定食、沖縄そば等)→2800円

コインロッカー代→400円

※朝はホテルでもらった無料の朝食。

※夜ご飯は、部屋に帰宅して早々爆睡したため無し。

計40,200円